今日はお盆です 今を味わい尽くすということ



 


今日はお盆です。

先祖の魂に問いかけながら、私の生き方はこれでいいのでしょうか・・・などと自省しながら過ごす一日です。

広島をはじめとする豪雨にあわれた皆様は、今大変な時を過ごしていることと思います。心よりお見舞い申し上げます。体力の消耗が一番心配です。こんな真夏です。家のかたずけ、生活品の確保、お知り合いの方々との消息のやりとり、などなど、想像を超える毎日を過ごされているのではないかと案じております。

フォトは、10年前のちょうど今の時期に作ったデザートです。

2008年の9月からブログを始めたことを覚えています。ホームページの中に公式サイト仕様で組み込みましたので、ネット公開とともにブログが始まったのだと思います。あれから10年経とうとしています。10年ひと昔、という言葉が痛いほど身に染みます。

お盆のせいか、迎え火の日からずっと祖母の夢を見ています。言葉を交わしたり、意味がまったくわからない辻褄の合わないストーリーの夢だったり。でも声が聞こえるのが嬉しい。

今私がしているお教室の仕事は、祖母が一番望んでくれていました。人生の岐路において、常に応援してくれ、フランスに留学するときも、大学院に行くときも、就職するときも、この道に入るときも、周囲の反対を押し切って、私の盾になって応援してくれました。1年間まったく会えなかったフランス留学時代。毎日のように絵葉書を送りました。『あしながおじさん』の物語のように、その日のことを詳しく書いて。

目の中に入れても痛くない溺愛している孫を一年間手放すというのは、どれだけの覚悟がいったことかと。成田で再会したとき、・・・もう長く留守にしてはいけないと、胸にドスンと響いたものがありました。

10年経った今、自然の成り行きで出来上がったチームのようなサポートがあり、苦楽をともにしてきたこと、感慨無量です。いいことも、喜ばしくないことも、何もかも受け入れて来られたのは、周りの方々のお陰です。10年間、様々な形でお教室に通ってくださった皆様にも、ありがとうございます、とお伝えしたいです。

人生は不安定です。一寸先は闇。そのことを、これでもかと示してくる自然の脅威に対し、どうしたらいいのでしょうか。

今を味わい尽くしましょう、と、広島に住む生徒さんとのやりとりで、この言葉をおくりました。今、この時を、心底、ぞんぶんに味わい尽くすということです。

ようやく10年。たったの10年。長かった10年。

今こうしていられことに心から感謝します。淡々と、いつものように、毎回のレッスンに真摯に臨み、また1年、2年と、継続・成長をさせていただきたいです。今日もとてつもなく暑いです。気をつけてお過ごしください。




 
|author : 村松 操 | リラックス | 10:05 |
かわいいタコちゃん・焼き上がりをパチリ お菓子教室にて



 



その他:

平成30年台風。

自然の恐ろしさをまざまざと見せ付けられた気がします。

広島に住む何人かの生徒さんの無事を確認。今、ようやくホッと一息付いているところです。関東でも地震が相次ぎ、一寸先は闇、という言葉が真実味を帯び、人間社会の脆弱さを思わずにはいられないです。

ほのぼのとしたフォトがないかな〜、と思って探していたら、先日のお菓子教室でのものを見つけました。

生徒さんが絞り出したケーキ生地です。

焼きあがったら「たこ」ちゃんみたいに可愛い!

絞り袋に残っている生地を、最後の最後まで絞り出すぞ〜〜という、気合いが「タコちゃん系」を生み出しました。

こういう風にしたいなと思ってもできるものではなく、カットしちゃうのが勿体無かったです。「たこちゃん、バイバ〜イ」だったかな、生徒さんが言っていたのを、ほのぼのとした気持ちで眺めておりました。

今日の東京はとても暑いです。イチローのお鼻も体温をもっていて、クーラーをつけていても冷たくなりません。

台風の被害の影響はこれからも出てくることでしょう。想像を超える影響力に脅威を覚えます。

1日でも早く日常生活にもどれることをお祈りしています。ためになったかどうかわからないですけれど、「タコちゃん」のフォトで気を休めてもらえたらなと思ってアップしました。


 
|author : 村松 操 | リラックス | 14:46 |
memento 鯉と「大切なのは魂」のお話


memento:
鯉が龍になる伝説

5月ももう終わり。5月の初頭に出会った美しくもたくましい絵画から、私の一つの疑問が生まれました。

なぜ、鯉は身を削ってまで険しい崖のような登竜門をのぼったのか。

伝説では、それによって霊力を得て、龍となり天に昇っていったということで、おめでたい話、出世につながる縁起のいいお話となっておりますが、あの絵から、それ以外のメッセージを受け取っていて、それをず〜〜っと考えておりました。

美術鑑賞というものは、作品との対峙(会話)が楽しく、気に入った絵画と出会えることは、最高の幸せです。

今回は一ヶ月で腑に落ちる答えに至りつくことができ、嬉しい!

ただ、私のドクターX(注意:本気にしないでください。私が勝手につけているニックネームなので)からの御指南があり、そこからようやく光のもとに手が届いただけなので、実力ではありません。

魂が一番大事、と言われ、そこから、ピンときました。

以前、茶道の先生の旦那様も同じようなことを、お話されていたことを思い出しました。一流の人というのは、次元が違います。

楽しみにお金を使うのもいいけれど、自分の魂を豊かにすることに使いなさい、だったかな。

前回、この鯉シリーズのmementoで、鯉はのぼりたくてのぼったんだと書いたと思いますが、訂正します。そうじゃなくて、身を削ることよりも、自分の魂が求めているものに素直に従いたかったのだと。

魂か・・・。

考えてもなかったところに答えがありました。芸術作品との出会いは、いつも私を異次元の世界へと育て、導いてくれます。絵画から紡ぎ出す一つのストーリーは、魅惑の時間を過ごすことでもあります。

これからがまた作品を自分のものにしていく、さらなる絵画鑑賞の楽しみの段階。面白いですよ。



 
|author : 村松 操 | リラックス | 19:01 |
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