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大河・直虎の劇中歌 柴咲コウさんが歌う優しくも切ない美しいメロディー



昨日の『おんな城主 直虎』のラストで流れた曲。柴咲コウさんが歌ってましたね。

一年を通して流れていた、大河ドラマを象徴する美しいメロディー。「わたしが竜宮小僧だったとき」という曲なのだそうです。

直虎の脚本家・森下佳子さんと菅野よう子さんの共作で作られた歌で、作曲は菅野よう子さんとのこと。歌も女性の柴咲さんですから、3人の女性によって完成させられた曲でもあります。

切なくもあり、優しくもあり、懐かしさも湧いてきて、純真な真心と、幼なじみの3人で交わされる笑顔(とわ、かめ、つる)がふっと伝わってくる、美しい旋律が好きでした。楽曲を提供していただけるものなら、わたしも歌いたいです。

しばらく歌からは離れてきました。コンクールで受賞したいわけでもなく、褒められたいわけでもなく、人より勝りたいわけでもなく、スポットライトをあびたいわけでもなく、ただ歌っていられればそれでよかった・・・・。歌はわたしの魂。きっとあの曲はわたしの声と、わたしの魂と共鳴してくれる。幼い頃の美しい思い出を歌にのせて、涙がこぼれるくらいに人の心の奥底の方にまで届ける歌を歌いたい。

歌はわたしのライフワーク。辛いとき、悲しいとき、何もかもが壊れていく恐怖と闘っているとき、そっと誰かにそばにいて欲しいとき、わたしは歌を歌います。

直虎の物語が、きっとわたしを後押ししてくれることでしょう。忘れられない物語『おんな城主 直虎』。今、この時に現れてくれて、ありがとう。2017年の最後の日に気づいたこと。「そなたも歌いたいであろう」「よいぞ〜、歌は」。直虎がいたら、きっとそう言うでしょう。

追い込まれて苦しんで悩んで悲しんで、そこから見出せるものがあるという生き様を「直虎」に見ました。直虎を演じ切った柴咲コウさんが歌ったから、魂があんなにも揺さぶられたのだと思っています。

2017年、わたしは「直虎」と一緒に生きました。

最後の最後に、名残惜しさとともに、テロップが流れながらの「わたしが竜宮小僧だったとき」の歌。曲を流してくださって、本当にありがとうございました。番組スタッフの方々に気持ちが届きますように。演じてくださった数々の名優の皆様にも、気持ちが届きますように。生涯忘れられない素晴らしい作品です。ありがとうございました。


 

|author : 村松 操 | リラックス | 20:04 |