願いを込めて 豊かな実り『麦模様のガレット・デ・ロワ』

 

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2017年のフランス大使館パーティーで撮らせていただいたものです。今年はわけあって出席できず、友人からの気遣いで頂戴したフォトを眺めて、いいな・・・・と思っておりました。

豊かな実りを願う伝統的な麦模様。

単純そうな『麦の模様のガレット・デ・ロワ』も、素敵なデザインなんですよ。さすがだな〜と、うっとり。


2018年の日本は、大雪、不作、食材の高騰、流通の麻痺、という、私たちの生活の根底を揺るがす自然界の波に晒されています。持病をお持ちの方や、お歳をめされた方々、妊婦さん、子供達など、この寒さがこたえるのではないかと案じてしまいます。

今日も雪がどんどん積もっています。太陽が恋しいです。庭の土は凍りつき、鉢植えのパンジーは、必死に耐えているようです。

チューリップやパンジー、ビオラは、こうした厳しい冬を越したものが、春に美しい花を咲かせるとうかがったことがあります。場所によっては、お花自体が氷ってしまったようにも見えて心配。復活するのでしょうか。

お野菜も果物も、天然のお魚たちも、この気候のために入手が困難になってきています。輸入物の果物も影響を受けているそうです。漁師さんたちは海がしければ漁に出られません。農家さんも苦労して収穫しても流通がストップすれば、その実りは・・。


願いを込めて、麦のガレット・デ・ロワ、アップします。

豊作を願い、一年の実りを願っていた古の人たちの思いが、今、伝わってくるようです。みんなが願って、日本本来の緩やかな季節の移り変わり(四季)が取り戻せるのなら、そうありたいと思うばかりです。

明日は節分です。どうか、明日を節目に、優しい日差しが戻り、みんなに安心をお授けくださいますように。



 
|author : 村松 操 | フレンチガストロノミー | 09:18 |
大使館パーティー『ガレット・デ・ロワ』フランス伝統菓子の魅力

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2017年の大使館パーティー・ブログの続きです。

アップしていたつもりでしたが、忘れていました。美しいフランスの伝統菓子『ガレット・デ・ロワ』。品評会とパーティーが、1月に東京・広尾のフランス大使館で開催されました。

ちょうど今年は、お菓子教室でこのお菓子をレッスンしています。エピファニーの日に、このお菓子を囲んで楽しむ習慣が、日本でも少しづつですが定着して参りました。お菓子好きの方や、お菓子教室に通っていらっしゃる皆様にはおなじみのフランス菓子ですね。

品評会に並んだ美しい品々をご紹介します。そして、和やかなパーティーの雰囲気も。楽しんでください。

 




私が個人的に気に入ってしまったのは、こちらです(上)。太陽と麦と月桂樹、すべての文様パターンの融合なのかなと、勝手に盛り上がっておりました。伝統的な品格も感じられて、じ〜〜〜っと目に焼き付けるように見入ってしまいました。

昨年中にご紹介した美しい「太陽」の「ガレット・デ・ロワ」。これぞ王道。しかも美しい。あとで切ってみんなでご試食してしまうのですが、もったいなくって・・・・。

 



 
太陽ばかりをいろいろ撮り集めましたが、ここでは他のものもご紹介したいので、もう一つに留めます。

こちらも(下)気に入ってしまったんです。細かな作業が気になって、気になって。みんなが見逃しそうなところに神経を行き渡らせる当たりが、バレエの振り付けのように繊細で、大好きになりました。

 

 


 


クローバーを見つけたかったんですけど、時間切れでした。四つ葉よりも月桂樹なのかな・・・。勝利。

幸運のクローバー、見つけられたらいいことありそう。そう思ってパーティーに参加したら楽しいかもしれないですね。とにかくい〜っぱいの『ガレット・デ・ロワ』が並びますから。

パーティーそのものも雰囲気がよく、新年を気持ちよく迎えられるステキな大使館パーティーです。フェーヴが当たれば、豪華なプレゼントがフランス大使館より贈られます。
 








フランス菓子・フランス料理を勉強していると、ヨーロッパの歴史と文化が見えてきます。

フランス料理は、王政時代から続く上流社会の公式料理と言ってもよく、何世紀もかかって現代につながり、今も進化し続けています。宮廷文化の時代には、各国は競ってフランス料理に腕を振るい、お菓子には、その国独自の個性を求め、国の威信をかけてと言ってもいいくらいに力を注いだものでした。

ヨーロッパの成り立ちと、フランス料理、洋菓子は、とても緊密につながっています。『ガレット・デ・ロワ』一つをとっても、フランスの南には、また違ったものがありますし、オリビエ・シェフの出身地・ボルドーには、ボルドーらしい『ガレット・デ・ロワ』があります。そのほかの国にも、その国らしいヴァージョンのものも誕生しています。

コルドンブルーに在籍していた頃、『パリ風ニョッキ』を知って、シュー生地の歴史に触れて、びっくりしたことを思い出します。

カトリーヌ・ド・メディチに関わる誕生ルーツがあり、お料理やお菓子の名前と、その由来、製法には、深い深い意味があって呼ばれていることを学びました。2017年の「チコちゃんに叱られる」(NHK総合8月放送)で、クッキーとビスケットの違いはな〜に編で、お教室収録のお声がけをいただき挑戦をした時も、歴史や文化へのちょっとした興味が生かされました。

何事もお勉強ですね。たぶん、一生かけて、至りつけるところまでいけたら御の字です。

今年も一年間、フレンチガストロノミーの世界を垣間見ていただけるようなブログ、綴っていきたいです。


 
|author : 村松 操 | フレンチガストロノミー | 10:24 |
1月のフランスの伝統行事『ガレット・デ・ロワ』・王様ゲーム


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1月、フランス大使館・大使公邸で催された伝統菓子『ガレット・デ・ロワ』のパーティーの様子です。

大きな大きな『ガレット・デ・ロワ』の中に、5つだけ、幸運の「フェーブ」が隠されています。それに当たった方々には、フランス大使館よりステキなプレゼントが贈られます。

ちょうど私のひとつ前にいらした綺麗なお姉さまがフェーブを当てられて、一緒にきゃ〜〜〜と言って騒いでしまいました。なんていう幸運。

記念にフェーブも撮らせてもらいました(上)。

これなんですね。一度も当たったことありません。プレゼンターのお一人の方もそうおっしゃっていました(笑)。

在日フランス大使のご説明によれば、その昔、ローマ時代では、フェーブに当たりつかの間の「王様」となった後、その者は処刑されたという説もあるとのこと。・・・・・。2月のヨーロッパはカーニバルの時期。カーニバルも逆転(社会的地位など)がその時だけ許されるというルーツがあり、それが民衆のガス抜きとなり、一時的な秩序崩壊による社会的安定とでも言ったらわかりやすいかしら、そうした文化的役割を果たしてきた歴史があるんです。大使のお話をうかがいながら、ヨーロッパのもう一つの顔、思い出してしまいました。

お料理教室の生徒さんには、『ガレット・デ・ロワ』が珍しいらしく、少しだけご説明しました。お菓子もお料理も、歴史や文化が形となって遺ってきたものです。それに今、私たちがたずさわっているわけですね。



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|author : 村松 操 | フレンチガストロノミー | 18:58 |
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